家族用にメンズのカーゴパンツを作りました。
『シルエットのきれいなメンズパンツ』文化出版局
という本に載っている型紙を多少アレンジし、作り方もこの本を参考にしました。
細部までこだわった本格的な作り方を教えてくれる本で、とても勉強になりました。
動画もよろしくお願いします
カーゴパンツを作る様子を動画でご覧ください。
材料費
- 綿100%のチノクロス(アイボリー)…148㎝幅2m 1840円
- ボタン…550円
- ファスナー…160円
合計2,550円
他にミシン糸、接着芯少量、ゴム、ボタンつけ糸
型紙をアレンジ
今回は20代の若者用のパンツです。本人の希望はダボッとゆるく履けるものがいいということで、型紙は一番大きいサイズ15号を使いました。
市販のカーゴパンツには、ひざに1~3本くらいのプリーツが畳まれているものがあります。ひざにゆるみができて曲げ伸ばししやすくなります。
ダボッとゆるい感じを強調するために、このプリーツをプラスすることにして型紙をアレンジしました。
ポケットいっぱい
3種類×左右で、6つのポケットがあるデザインです。
- サイドのポケット
- 脇の大きなフラップポケット
- ヒップのフラップポケット
3種類それぞれ、なかなか手間のかかる本格的な作りのポケットでした。

↑隠しボタンつきのフラップとプリーツのある大きなパッチポケット。

↑隠しボタン付きフラップと、玉縁ポケット。
細部の作りこみ
ウエストをゴムとベルトで絞るイージーパンツですが、一見前ファスナー開きに見えるようなデザイン。ちゃんと開閉するようにファスナーをつけます。

すそとウエストのひも通し口も、一つ一つ当て布を縫い付けてきれいに作ります。

多くの部分に本縫いの他にステッチをかけて丈夫に縫いあげます。
完成
大きな失敗なく作れました。
今まで作った服の中で、一番「売ってる服みたい」な感じにできあがったと自己満足しています。

ウエストはゴムとひもを重ねて通します。ゴムはゆるめにしておき、ひもでジャストサイズに調整して履く感じ。
ひもだけ、ゴムだけよりも調整しやすくて着やすいようです。

わざわざ作ったファスナー開きのおかげで、イージーパンツに見えないのがポイント。
ちょっと丈が短かかったんですが、裾をひもで絞り下げ気味に履くとちょうどいいようです。
型紙の丈が短めのような気がしました。この本から作ろうとする方は丈を確認してから作ることをおすすめします。
着心地がとてもいいらしく、ちょくちょく履いてくれています。うれしいー。
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