家庭用ミシンで趣味の服作り。
今回は薄い軽やかな布を使って半そでのシャツワンピースを作りました。
布と材料費
丸石織物さんの綿ポリハーフダンガリー。色はアイスブルー。
綿35%ポリエステル65%
薄くて透け感のある布です。
3.5m購入し、少しあまりました。同色のミシン糸と合わせて5100円ほどでした。
ボタン代を合わせて5400円くらい。
他に伸び止めテープ、接着芯を使いました。
ストンと長いシンプルなワンピース
身頃やすそは薄くやわらかく。衿と袖はパリッとさせて。ゆるっとした普段着ですが少しきちんと感があると出番が増えます。
後は太めのタック1本でシンプルに。
衿からヨークにかけてはすっきりと。私の広すぎる肩幅に対応させています。
ウエストマークしてもいい感じ
共布のベルトをウエストできゅっと結ぶとまた違った雰囲気になります。透けるので一枚では着られません。中に着る用の薄手のシンプルな上下を作ろうかな…
二の腕カバー力を高めたかったんです。ひじまでの長さでそで口がぱりっとしているから腕のむっちり感を拾いにくいはず。
きちんと感のあるスタンドカラー寄りのバンドカラーにしました。
シワにもなりにくいし、職場にも着ていけそうかな…?
ボタンを全部止めてもスリットで足さばきよく。
ポケットに刺繍のタグをはさんで手仕事風味をプラスしてみました。
作った感想
シャツワンピースはこのところ何枚か作ってきて、少し作り慣れてきました。
大きな失敗はなく作れたと思います。細かいとことはいろいろ反省点ありますが……
裏をつけずに一枚仕立てなので初心者でも作りやすい。シンプルなシャツワンピースは作ったら普段たくさん着られるところがいいですね。
衿をキレイに作るのがやっぱり難しいです。少しずつ上達してきたしこれからもっときれいに作れるようになっていけたらと思います。
サイズやデザインは満足しています。作り始める前のイメージに近いものができたと思います。
家庭用ミシンで一番作り甲斐があるのがシャツやブラウス、このような一枚仕立てのワンピースじゃないかなと思います。この手の服ならロックミシンなしで家庭用ミシン一台でも裏もきれいに作れます。
着た感想
このワンピースを着て、外出してみました。
黒のタンクトップと細めのパンツの上にサッと羽織って、前のボタンは開けて。
この服を着て歩くと、裾のひるがえり方がめちゃめちゃ素敵なんです。
綿ローンと同じくらいの薄さだと思うんですが、この生地は綿ポリで、ほんの少し落ち感があるんですね。
綿ローンはふわっ、ふわっとなびく感じ。さらっとかろやか。
それと比べてこのワンピースのすそはふぅわり、ふぅわり、みたいな少し余韻があるひらめきかたをして肌へと戻ってくる感じがあります。
そしてかなり透けます。重ね着、羽織り用。
風にひらめいて透け感があって、落ち着いたアイスブルーで……
お気に入りになりそうな夏の羽織ものができました。
服を作ったら、鏡の前に立って見るだけじゃなく、着て外に出て歩いてみるといいですね。
布の動きや肌触りがよくわかって一層服や布のことが理解できる気がします。
楽しく作って、これからはこの服を着てずっと楽しめるなんて洋裁は最高の趣味ですね。
次は何を作ろうかな。
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