洋裁にハマって家庭用ミシンで服を作っています。
シャツワンピ―スやスカート等、いろいろ作れるようになってきました。
もう何でも作れるんでは?と気が大きくなってきたところで、ふと気づきました。
今作っている服は綿や麻とその混紡で、適度な厚さと密度で扱いやすい布ばかりでした。
でも実際自分が着る服の半分以上は、ニット地のものです。
家ですごす日は、Tシャツやトレーナーとヨガパンツみたいな、とにかくのびる生地の服ばっかり。
というのも、仕事やこういった趣味でパソコンに向かう時間がとても長い私は、1時間に1回手を休めて軽く体操をすることにしておりまして。その時に動きにくい服を着ていると、着替えないといけなくなり面倒くさいんですよね。
ヨガパンツとTシャツを部屋着にしてしまうと、仕事も趣味も、その合間の体操も着替えたりせずにできてとても具合がいいんです。
着ていてラクですし、洗濯機で気にせずガンガン洗えますし…
ちょっとゴミ出しや買い物に出かける時には「ちょっと出用の服」に着替えます。ワンマイルウェアっていうんですかね。…いや嘘ついた。ゴミ出しは部屋着で行ってしまいます…
Tシャツやヨガパンツは織物ではなくニットです。織物の布を布帛(ふはく)といいます。それに対し、編んだ布がニット。
ニットに型紙を当てて裁断し、縫って作った服がカットソーですね。
私は家庭用ミシン一台で服を作っています。
家庭用ミシンでニットを縫うのは難しいといわれています。できなくはないけど、きれいに縫うのは難しく、既製服のように縫うことは不可能なんだろうなと思っています。
家庭用ミシンでニットはきれいに縫えない?
でも本当にそうでしょうか。
一度もやってみないで、ニットをキレイに縫うのは無理と決めつけるのは、もしかするとすごくもったいないことかもしれません。
やってみたら案外きれいに縫えるかもしれない。外に着て歩ける服は無理でも、部屋着としてはじゅうぶん着られる完成度のものが作れるとしたら、やってみる価値はあります。
願わくばゴミ出しの際に外に着て出られる程度の完成度はほしいところですが…
とりあえず一枚Tシャツ縫ってみよう。それで難しい、きれいにできないとわかったら作るのは諦めて、ニットの服は買うことにしよう。
ということで、Tシャツ一枚縫ってみることにしました。
デザインと型紙
デザインというほどのものでもなかった…笑
普通のTシャツです。ただ、肩幅が私はかなり広いのでそれに合わせたいのと、そでは肘までの長さがほしい。そでと身頃はゆったりサイズにしたい。
と、一口に「普通のTシャツ」といってもやっぱり自分の好みがあります。
原型から補正を重ねて作ってきた自分用のシャツの型紙を流用してTシャツの型紙を作りました。型紙は本を参考に自己流で描いていて間違いがあると思いますのでイメージ図としてご覧ください…
角のところの縫い代のつけ方がいまだによくわかりません…
幅広のニット地1メートルで作れるように丈を決めました。本当はもう少し長くしたかったのですが。
次のページではこの型紙を使ってTシャツを縫っていきます。
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