自分で服を作る費用まとめ

自分で服を作ると費用はいくらかかるのか 洋裁ブログ

自分で服を作るのにはどれぐらい費用がかかるのか知りたい方も多いと思います。

服の値段がピンからキリまでであるように、布をはじめとする洋裁の材料費も安いものから高いものまでいろいろです。オシャレ着やコートを作る生地は高価なものも多いですし、ブランドものの生地は1mあたり数万円するものも…

このページには、これまで私が作ってきた「シンプルな普段着」の材料費をまとめます。

費用は服を作った当時のものです。ミシン糸、少量だけ使う接着芯やテープ等副資材の値段は含みません。税込みの値段で、合計金額は10の位で四捨五入しています。

シンプルな半そでブラウスを作る費用

綿タイプライターのTブラウス

布の種類綿100%
タイプライター
布の大きさ108㎝幅1.5m
布の値段1,700円
2024年時点の値段

合計1,700円

1日で作れる一番シンプルなブラウスとして考えました。そでつけなしの簡単仕様で、ゆったり幅広の身頃、ひじまでの長さで二の腕がかくれるそで口と、自分が着たいと思えるデザインを盛り込みました。

↓なぜかバズってびっくりしたこちらの動画

ベーシックな白いシャツを作る費用

コットンのベーシックなシャツ

布の種類綿100%
ブロード(日本製)
布の大きさ110㎝幅2m
布の値段2,860円
貝ボタン11個 580円
2024年時点の値段

合計3,400円

綿ブロードはもっと安いものもありますがこちらは丸石織物さんのこだわりの綿ブロード。美しいオフホワイトの布で、洗濯するごとにやわらかさを増し、とても肌触りがよく着心地がいいです。

ツイル地のロングスカートを作る費用

ベージュのベーシックなスカート

布の種類綿100%
ツイル
布の大きさ110㎝幅2m
布の値段1,800円
ゴム70円
ベルト芯150円
2024年時点の値段

合計2,000円

カジュアルにもきれい目にも着られて、後ろだけゴムではきやすく、おなかまわりはスッキリ見える理想のスカートを目指して作りました。

この材料費で作れたのはかなりうれしい。

ボア生地のベストを作る費用

ボア生地のベスト

布の種類ポリエステル100%
片面ボア
布の大きさ140㎝幅0.6m
布の値段1,650円
裏地(綿ローン)1,500円
2024年時点の値段

合計3,200円

軽くてあたたかいベスト。手縫いでつけたもこもこのポケットがポイントです。

プリント地のロングスカートを作る費用

ウィリアム・モリス柄のスカート

布の種類綿100%
シーチング
V&A Fabric Collection
ブラザーラビット
布の大きさ108㎝幅2.5m
布の値段4,400円
ゴム70円
裏地200円
2024年時点の値段

合計4,700円

ウィリアム・モリス柄のプリント地で作ったマキシ丈のスカートです。後ろだけゴムにして前はタックですっきりとさせました。

ニットやブラウス、Tシャツ…いろんなトップスと合わせてよく着ています。

半そでのシャツワンピースを作る費用

シアー半そでシャツワンピース

布の種類ポリエステル65%
綿35%
(日本製)
布の大きさ106㎝幅3.5m
布の値段4,620円
ボタン13個390円
2024年時点の値段

合計5,000円

透け感がある布で夏のワンピースを作りました。シワになりにくい綿ポリ。バンドカラーですっきりと。

これも夏の間よく着ました。

リネンのジャケットを作る費用

リネンのジャケット

布の種類麻100%
フレンチリネン
25番手・ツイル
布の大きさ130㎝幅3.5m
布の値段8,950円
ボタン530円
2024年時点の値段

合計9,500円

この他に手持ちの布を裏地として使いました。

リネンは値段が高い布ですが、これからますます値上がりするだろうといわれていますね。

がんばって作ったジャケットを長く大切に着ていきたいです。

感想

私はネット通販で布を買うことが多いですが、安いお店で買ったりセールを利用したりすると、布はもっと安く手に入ると思います。

どうでしょう。思ったより高い?それとも安いですか?

このほかに洋裁の道具を揃えないといけないし、服を作るのには時間と手間がかかることを考えると、服を自作した方が安上がりとは必ずしもいえません。

無印良品、ユニクロ、GU、しまむら…等で探せば、おそらくもっと安い服が手に入るでしょう。

自分で服を作る利点は、自分の体形によくあった服を、気に入った布で作れるということだと思っています。

人と絶対にかぶらない世界にたった一枚の服であるということも魅力です。

そして作ること自体が楽しいだけではなく、一枚作るごとに洋裁のスキルが上がっていきます。

シャツの衿を作る

服なんて買った方が安い。なんでわざわざ作るの?と思われるかもしれませんが、じつは……

一枚服を作るごとに、「服を作る技術」という目に見えない財産が大きくなっていく。だから服作りはものすごくおトクなんじゃないかな~と私は思っています。

また別のアイテムを作ったらこの記事に追加していく予定です。

「一枚の布から」は、これから洋裁を始めてみたいと思っている方や洋裁初心者の方に役立てていただけるような情報を発信しています。

気になる記事があったらチェックしてみてくださいね。

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